覚悟。その先にあるもの。
母事件から10日くらい経って、シルバーウィークもあったというのに、私は母とまだ言葉を交わさない日々を続けている。
私の感情は怒りではないし、悲しくて辛くて、もう母を直視できないんだ、という事を分かってもらおうとするのをやめている。
母はきっと、私が無視していると思って、謝るもんですか!みたいな気持ちを継続させてるんだろうなぁと思うと、心底寂しい。
自転車じゃちょっと遠いなぁってところに買い物に行きたくて、久々に車運転するかなーと思ったら、車の鍵持ってない事に気がついた。
買い替えた時に、私はあんまり乗らないからもらってないままだった。
彼に、連れてけーって電話したら暇だったのかすぐ来てくれて、息子と3人で出かけた。
ひまじゃなかったらいい迷惑だわ、と思って、車買おうかなぁって言ったら、お前の免許は身分証や。運転したらあかんやつやって言われた。俺が連れてくから、運転するな。と。
冷静に考えたら、今から家出て2人で暮らそうとしていて、車まで持ったら借金苦まっしぐらだ。
本当は3人で暮らしたいんだけど、このタイミングでそれは甘えてるにも程があると言うもの。
家出ないって決めたら車買おう。
家を出るにはいろいろなデメリットがある。そのデメリットはおおよそ息子に降りかかるのではないかと危惧している。
私に降りかかるデメリットなんて、受けて立つんだけど。
それを分かった上で家を出るには、相当な覚悟がいる。その先にあるのは、今以上の幸せな生活でなければならない。息子が。
なければならない。
アダルトチルドレンの特徴、でよく出てくる。でも、その言葉が必要な時だってあるでしょう。そういう覚悟がないと、飛び出せない場所があるのは、自分じゃどうしようもないんだよ。
縛られたい気持ちと解放されたい気持ちの間にいつもいる。
どちらにせよ、居心地が悪い。