出口はそこまで来ているのに
今日は朝から気分良かった
安定剤飲まないで朝の電車に乗れて、打ち合わせ行ってもアイデアも湧いてくるし
事務所でデザインしてても、プログラム考えててもスーッとできた。
雑念が消えてきた。
なのに、私の苦手な子が私が落ちる引き金を引いてしまった。
私のイライラスイッチを全部オンにしちゃう子。全部オンにしてくれた。
私は我慢した。大人だからと思って。
なのに我慢の限界で、少し冷たい返しをしてしまった。
慌てて、その場から立ち去って、一人になった。
息ができなくなるかと思った。
涙がこぼれて、このままじゃ過呼吸になっちゃう。
助けて助けて助けて助けて助けて…
ってなって、ブルブル震えながら薬を飲んだ。
すぐはきかないから、息を整えて、涙を拭いて。
許さなくちゃ、あの子を許せば私は楽になれる。そういいきかせた。
涙が出た。
残業中だったから、そっと帰った。
涙を拭きながら帰った。
今まではあの人がなんとなく支えてくれてた。
これからほ、一人で、歩かなきゃ。
大丈夫じゃない。全然。
逃げたい。頼りたい。甘えたい。助けて欲しい。
でもだめ。私は一人で生きるって決めたから。