うそ、ほんと、日常。

なんかいろいろ失敗だらけの私の日常。

カウンセリング【初日】④

私は病名を付けられるのが苦手。

鬱病ですって言われた時、本やらネットやらで得る鬱病の知識と、自分の症状が一致しないと不安になった。

今日は眠れてしまった!とか、テレビ見て笑ってる!とか。なんだか病気に合わせよう合わせようとしていた時期もあったような。

基本相談できる人がいないから、ネットに頼る。そこで、自分に似た症状や病名を知ってそっちに寄って行ってしまう。

だから、病名が付くのは好きじゃない。

そもそも、薬を飲まなければ治らない症状も今はない。どちらかというと、解決したいのは、私の中の事。

過去を割り切らないと、おそらくここから抜け出せない。それはなんとなく自分でもわかっていた。

カウンセラーさんに、少しずつ話し始めた。最近から少しずつ過去に。

言葉は詰まるし、喉は渇くし、手は震えるし。何度か涙も堪えた。

私の中の、中学生のままの私。その子がすごく傷ついていて、私の中でずっと泣いている。寝てるか、泣いてるか。具体的にそんな子はもちろんいないんだけど、自分ではそんな感じしている。

その子が泣くと私はパニックになりそうなんだけど、なぜだか大丈夫だよ大丈夫だよって言いながら、慰めたりしてる。

自分であって自分じゃない。不思議な私。

私が話しているあいだ、その子は泣かなかった。いないみたいに静かだった。

その子の事は全部私の妄想だし、そんなわけがないって自分でもわかってるのに。不思議と20年も共存してきた。