断捨離。またそれも極端。
服をゾゾユーズドに売りました。
意外な物が意外に良い値で、意外な物が安かったりしたけど、もういらない服ばかりだから全部売った。
一回売ったから相場がわかった。
そして次は本を売ろうと思ってる。
息子のおもちゃなんだかガラクタなんだかも、本人の了承を得て多少処分した。
私の部屋と、息子の部屋を綺麗にしている。どうせすぐ汚れると思ったけど、意外と保てている。多分物が減れば余裕があって片付けが億劫ではなくなるんだと思う。
そんなこんなで、綺麗じゃないと嫌になってきた。リビングの物も、ちょっとずつ捨てている。
置きっぱなし!とか、部屋が汚い!とか、自分を棚に上げて怒鳴る母への服従なんだかあてつけなんだか。
何も言わなくなった。
私への文句は、家事をしない事とだらしないことなんだけど、それをどんなに疲れてても、どんなに遅くなっても、毎日きちんとパーフェクト以上にこなすことにした。
本当は服従でもあてつけでもない。
これで家の中のギスギスが減るなら全然平気。
でも、母とは口をきかない。母が私に話しかけても、目が見れない。まだ恐怖心が拭えない。
いつまた、どんなことで、不意に、罵られるか分からない。と言う気持ちが拭えない。
罵られるのが怖いから、捨てる捨てる。毎日パーフェクトに生きる。
すごく楽になった。
パーフェクトに生きれば楽なんだ。母の理想以上を過ごせば、すごく楽。もっと頑張れる気がする。
また極端な思考回路だなぁ。
母の理想以上になればいいと思って、なれなくて、罵られて、死のうとまで思ったあの若かりし思い出。
あの時は学力だったから、伸ばすにも限界があったんだけど、今は出来る気がする。
でも、理想以上になったら、さらに上を求められるか、何の嫌味?ってヒステリックに喚くかの2択なんだけどねー。
どっちに転んでも、邁進しようと思う。
あなたはいつも、正しいですっていう態度が欲しいんだろう。
かわいそうだ。母も何か手に入らないものを渇望している。喚いても罵っても泣いても騒いでも、絶対手に入らない何か。
思い通りに動く身内。
折り目正しくきちんとしている娘や孫。
人並み以上に贅沢な暮らし。
1日中何もしなくていい毎日。
毎月定期である程度自由に使えるお金。
人並み以上にの収入を短時間で働く娘。
誇れる企業や職種の娘。
自慢できる学校に通う頭を持つ孫。
細かい気遣いができる家事万能な旦那。
年老いて従順になった聞き分けのいい理解力のずば抜けた姑。
自分のヒステリーを優しくなだめていつも笑顔で許してくれる家族。
こんなとこかな。
家族みんなに必要とされている実感。
多分これが一番欲しいのかな、と思う。
私は家のローンや、教育費や、光熱費やらで、お金に余裕がある訳ではない。
母に、車がもう限界だから買ってくれと言われて、中古の軽とかでもいいかと聞いた。
は?私が中古?私が軽?
近所のスーパーしか行かないし、運転がうまい訳でもないから、大きな車は必要ないと思うんだけど。
それに私乗らないし。
イヤよ!中古なんて!軽なんて!
維持するお金も少し厳しいよ。
会社に給料上げてもらうように頼んでよ!
みたいな事一昨年があってね。
父親に私買えないって相談したら、父がコンパクトカーの中古を買った。
私はあの時、どうするのが正解だったのか。
そんな事がたくさんあって、今は母とは口をきかない事。母の理想を叶える事に注力するようにしている。
満たされないんだろうなぁ。
私は満たされない事に気付けて良かった。満たされない事を諦められて良かった。
心も断捨離するんだよ。
それはきっと母には伝わらないんだろうなぁ。