うそ、ほんと、日常。

なんかいろいろ失敗だらけの私の日常。

陰陽。光と影。

破断の彼とは全くしっくりこないまま、日常が過ぎていく。

 

多分二度と分かり合えることはないし、いや今まで一度も分かり合えた事なんかないんだけど、好きとか嫌いとかそういう感情も湧いてこない。

 

ただ、向こうが一緒にいたがるからいるだけ。このところ、日増しにつまらないな、と感じる。

 

つまらない。何のために一緒にいるんだろう。それでいいやって思い込んでるけど、本当はいいと思ってない。

 

もっとちゃんと好きで、もっとちゃんと好きになってくれる人、いなかったのかな。私じゃなくて。

 

私は諦められる。人に好かれる事などない私は、私のことを好きだとか言う人が現れたら、あわよくばやりたいだけの人が現れた、としか思えないから。

 

でもあの人は違う。普通の親の普通の愛を受けて育って、普通の人間の感情を全部持ってる。色々欠けてる私とは違う。

 

全部持ってるから、私との違いが全然分からない。人に愛されない気持ちがわからない。

 

高校生の時、友達と夜な夜なバイト帰りにフラフラしてたら、友達のお母さんが毎回毎回探しに来てた。

 

あなたのご両親もきっと心配してるからって言われて、いやウチの親はって思って、帰ったら父親は不在で母親はベロベロに酔っ払ってた。

 

家の電気は真っ暗だった。ほら、誰も心配なんかしてない。私は分かってたけど、その真っ暗さに友達を巻き込んではいけなかったんだろう。

 

明るいところにいる人は、闇の深さを知らない。私は明るいところに行きたかった。友達とは次第に疎遠になった。

 

生きてる世界が違うんだなって思ってた。友達は、お父さんの相性は100%なんだけど、お母さんとは99%なんだよなぁって悩んでた。

 

1%分かり合えないことを悩んでいて、私はすごく惨めだった。愛されて育つってこう言うことかと初めて実感した時だった。

 

明るいところで育ったあの人に、私の闇は重いだろう。明るいところしか知らない人は、闇が深いのも知らないだろう。

 

周りがどんどん明るくなると、闇はどんどん深く暗くなっていく。

 

息子には明るいところで生きて欲しい。こんなところに来てはいけない。

 

彼とは分かり合えない。生きているレイヤーが違った。あの人も巻き込んではいけなかったんだ。誰一人、巻き込んではいけなかったんだ。

 

愛されてない人間は、罪深い。一人で自分の墓を掘って早く死ねばいい。私はいつも、諸悪の根源だ。