夏の思い出2017。
今年の夏は寒かった。残暑も今の所なく、暑いのはイヤなのに寒いと寒いで物足りない。
今年は記録的な猛暑か?って言ってたのに、記録的に雨ばかりで、夏ー!って感じたのは数日だった。
息子さんは地味に骨折していて、毎日夏期講習に励み、あまり遊べていなかったので、先日リゾートホテルプール付きに一泊旅行した。
この寒空、と思っていたらその日はえらく晴れて、いまだに焼けた肌がヒリヒリチクチク痛い。普段陽に当たらないから、おなかとか太ももとか、柔らかい部分がブッツブツ。
息子さんはやっとこんごり焼けてイェーイな雰囲気になって、今日から学校に行き始めた。
今年の夏は西方面の出張が二回あって、そこで夏を感じたんだけど、東京よりもジリジリするけどカラッとした風が吹いて心地よかった。
東京は蒸し蒸しする。薄ら寒いのに蒸し蒸し。夏休みは息子も友達と遊びたくても、みんなじじばばの実家とかに帰省していて軒並みいなくなる。なんとまあ、地方出身の方が多いこと。
みんな地元で働かないんだね。東京来ちゃうんだね。いろんな事情があるんだね。
私は地元愛があんまりない。地元の友達が地元にいない。親が東京出て来て家を買った感じの家庭の子は、みんなどこか別の東京に家を買って出て行く。世襲するものがないからかな。
それか当時賃貸だった人たちは少し離れたところに家を買っていなくなってる。
うちの町内は少し変だ。巨大なマンションの子供がクラスの1/4を占めていて、新築建売の同世代家庭か、古い一軒家はほとんど年寄りの一人暮らし。
だからお盆とか正月は、人が町から忽然と消える。みんなどこかに帰っていく。
私達家族は4世代同居でまぁ珍しい。そしてみんな帰る家がここしかない。
東京の中途半端な田舎町なんてこんなもんかな。誰の地元でもない、どんどん入れ替わっていくだけの、通り過ぎるだけの町だ。一人暮らしのお年寄りがなくなると古い家は壊されてまた建売新築が売りに出される。
うちみたいに、次の世代が家を立て替えて住むなんて、稀。希少生物地元民。地主でもないのに、小さな家を守ってる。
あっという間に二学期。あっという間に秋の気配。
来年はどこに行こうかな。