うそ、ほんと、日常。

なんかいろいろ失敗だらけの私の日常。

お盆休み。少し離れる。

お盆休み。私は家族で旅行の予定。

彼は家でダラダラするかー、仕事するかー、みたいな感じだったので、実家に帰れと言った。

金ないし、遠いし、めんどいーって言った彼に、お金がないなら私が出します。帰ってきて欲しい、顔見たい。でも忙しくて疲れてるかもしれないから言えないオカンの気持ちわかるか!と。

遠いのだって、親に頼まれて東京に出てきたわけじゃないでしょう?あなたが勝手に行きたくて来たんでしょう?出たいだけなら大阪だってよかったじゃない。と。

うちのおじいちゃんは63で亡くなった。私も彼も、親がその年に差し掛かって、私は彼に後悔して欲しくなかった。あの時面倒がって帰らなかった事を後悔する事なんて起きて欲しくなかった。

東京で暮らしてる限り、あと何回元気なご両親に会えるか分からない。

嫌な話かもしれないけど、現実なんてもっと残酷かもしれない。

もう反抗してた若い自分じゃないでしょう?大切にできる時にしないと、次いつ帰れるかも分からないのに。

顔が見たいだけ。帰るよって一言言われたら親は嬉しいに決まってる。面倒だって分かってるから、帰ってきてくれるのがどれだけ嬉しいか、貴方には分からないでしょう?って。

そしたら、実家に帰って2日目の今日、【帰れー、言うてくれてありがとー】ってLINEが来た。

なにか、思う節があったのでしょうか。心配事でなければいいけど。

私達が結婚しない理由に、お互いの両親がいる。私は同居しているし、彼は長男だし。それは、抗いようのない環境で。

息子が私の存在のせいで結婚を躊躇ったりしたらすごく嫌だと思う。でも、私達は躊躇ってしまう。両親も祖母も健在で、面倒を見なくてはいけない日が来るから。

2人で6人の年寄り。
今は大丈夫だけど、いずれ面倒を見る日がやって来る。その時、彼には背負わせられない。
彼の両親を田舎に2人で住まわせて、見ないフリはできない。かと言ってどうする事もできない。

どうする事もできない、今は大丈夫な、いずれ歳行く両親たち。
私達の足枷になるまいと、一生懸命な両親たち。

足枷ではありません。もちろん。でも、かと言って放っておけないのも事実なんです。

それは、両親が歳をとった分、私達は大人になってしまったから。責任を負わなくてはと、感謝の気持ちを返さなくてはと、子供ながらに必死なんです。

彼が結婚しようと私に言う日が仮に来たとしても、私は応えられないでしょう。
お互いの両親が健在な限り。

私達は両親の支えにならないといけない立場にあるから。