いよいよ壊れた。大爆破。
ギリギリの均衡を保っていたのか、とっくに壊れていたのに、均衡を保っているふりをしていたのか、私には分からないけど。
壊れちゃった。
海の帰り道。些細な事で喧嘩になって、向こうが謝って、お互い腹落ちしてないのに仲直りしたフリして。
その何時間後かに連絡があって、また少し謝って、わだかまりを見ないフリして仲直りの程を保って。
やっぱりダメだと思って、私からもちゃんと謝ろうと思って夜電話したら、全く心当たりのない事でキレられた。
そこから、地獄絵図。
我慢していた事を全部言ってしまった。
私はあなたと何気ない日常を過ごしたいのに、それを断られた事が寂しくてつらい。でも辛くないって思うようにしてる。
私が求めてるのはあなたじゃないし、あなたが求めてるのも私じゃないのに。
なのになんで、上辺だけそばにいるの?心が寄り添う事はないのに。
楽しい事しか分かちあわないなんて、友達以下じゃない?知り合い程度になればいいの?
嫌だっていって欲しいけど、期待しないようにもしてる。
そうしてくれって言われたらがっかりするし悲しいけど、いつもその気持ち、あなたの思い通りにしてきたじゃない。
まだ、足りないの?まだ、私を自分の人生に少しも取り入れたくないの?
そんな話で号泣してしまった。
多分彼に本意は伝わっていない。
またなんか、喚いてると思われている。
そう、私はまた喚いた。分かってくれと喚いた。誰にも届かない思いを喚いた。助けて欲しくて喚いた。
ただ、幸せを感じたいだけなのに。
もう、彼を捨てたい。
いらない。
海は楽しかった。友達だったら。友達の方がむしろ、もっと楽しめたかもしれない。
私は彼では幸せになれない。私は彼を幸せにできない。
別れ話はどうせ応じないだろうから、今度こそ、自然消滅しよう。
連絡を取り合わなければ、いずれ不要になる相手。
ここまで辛いなら、もう離れても大丈夫だ。