インナーチャイルドが泣いた。
私のインナーチャイルド、仮にここではヒカリちゃんと呼びましょう。あくまで便宜上。
ヒカリちゃんが、今日泣いていました。
なんというか、体の力を抜いて、床に寝そべって泣きながら寝てるみたいな感じです。
私は体をとんとんしてあげました。
なんでしょう。泣いているのに、力が入っていないので、リラックスして泣いてるのかなあと、思いました。
眠れそうだし。
そのまま眠って朝になったら嫌な事全部忘れてしまいなさいと、思いました。
実際、ヒカリちゃんが苦しい状況は遥か昔の事なのです。今の現実世界はあの頃とは違うのです。
だから安心して眠っていいんだよ。
絶対に1人にしないから。絶対。
私とあなたの約束は永遠だから。私はあなただから、あなたを絶対に裏切ったりしない。絶対。
絶対。それは私にしかできない事。
ヒカリちゃんが欲しいなら、いくらでも私は与えてあげられる。
いつか笑ってくれるかな?
いつか向こうから抱きついてきてくれるかな?
いつか、大好きって言ってくれるかな?
大好き。大好き。そばにいるよ。
ずっとずっと永遠にそばにいる。
私にはあなたが必要なの。
そばにいるからね。そばにいてね。
大好き。大好き。
私は、愛情に飢えていたのかもしれない。実感のできる愛情に。
私だけが感じられる、両親からの無償の愛が欲しかったんだ。
大好きって言って欲しかったんだ。
本当に、言って欲しかったんだ。
いつも無理矢理にでも、私の苦しみを聞いて欲しかった。
嫌がっても無理矢理、抱きしめて欲しかったよ。
泣いてる私も認めて欲しかった。
泣いたら、泣くなって怒るんじゃなくて、どうしたの?って聞いて、大丈夫だよって言って欲しかったんだよ。
お姉ちゃんより、容量の悪い子で、引っ込み思案で、暗い子だったから、かわいくなかったのかなぁ。
可愛がられてたはずたよ。大好きな妹だったはずだよ。覚えてるでしょう?抱っこしてくれてたでしょう?
意地悪じゃない本当の愛情が欲しくてたまらなかった。
あげるからね。今からたくさん。いらないってくらい、たくさん愛してあげるからね。もうやめて、もう十分っていうくらい、ヒカリちゃんを愛してるからね。